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手づくり教材

子ども達が楽しみにしている実験の時間。
自分のお仕事が終わった子どもから、自然と緑先生の所へ集まります。


「今日は、星の話をしましょう。」
緑先生が、手作り教材を使って、夏の代表的な星を一つずつ丁寧にお話しして下さいました。
ちょうど2日前は、七夕。織姫と彦星に願い事をしたばかりなので、星が身近に感じ、夏の大三角形『ベガ』と『アルタイル』そして、『デネブ』もしっかり理解する事ができました。


モンテッソーリ教育のお部屋には、手づくり教材が沢山あります。
先生が一つ一つ心を込めて作られた手作り教材は、不思議と子どもの心の深いところに響きます。

品詞の役割(展開)

品詞の活動の総仕上げは、宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』を品詞ごとに分けてマークを付けるという活動をしました。
改めて読んだり書いたりすると本当に深い詩だと感じます。




全部で30行。(つなげると写真には収まりません)
意外と難しく、3年生には達成感を感じるボリュームのあるお仕事でした。


11種類のシンボルマーク(名詞・形容詞・連体詞・代名詞・動詞・副詞・助動詞・形容動詞・助詞・接続詞・感嘆詞)

娘Mにどの品詞が好きか聞いてみると助詞が一番好きとのこと。
「言葉と言葉をつなぐから」だそうです。




実験

土曜日のモンテッソーリ小学生コースの最後の30分は、実験やグループ活動をします。

今日は、緑先生がアジを魚市場から買って来て、解剖&観察しました。



本のコピーと照らし合わせて器官や内蔵を詳しくみていきましたが、五感で感じる本物の力は大きいと改めて感じました。

緑先生「今日、よく見て欲しいのは、このしっかりした骨なの。みんながよく観察できるように 昨日、お鍋で煮て骨だけにしてきました。」


「みんなの背中にもしっかりした背骨があるよね。(慌てて触って確認する子ども)

よく先生は、みんなの姿勢が悪いと背骨あるかな?背骨がないとフニャフニャ人間になっちゃうよって言うよね。」
「この背骨がとっても大事なんです。でも生命が誕生した時は骨はなかったよね。」(既に生命の年表で各年代の生き物の特徴を知っている子ども達の中から色々な意見が飛び交う。)

「こういう背骨、脊椎がある動物の事を脊椎動物って言います。脊椎動物は、魚類からなんだよね。」

子ども「そっかー、魚類のお陰で脊椎動物になれたんだ。」

魚の解剖が生命の年表とリンクして、進化の話へと進んでいくなんて、モンテッソーリ教育はやはり面白いと感じました。

「今度は、自分で魚を釣って内蔵を見てみたい!」子ども達の好奇心は膨らむのでした。



約3ヶ月後、こんなに綺麗な標本になりました。

金ビーズのそろばん

子どもが新しいお仕事に出会う時、初めて扱う教具でもその中には既に子どもが知っている要素がいくつか組み込まれていて、 「前に見たことがある」「あ、〇〇と一緒だ」と子ども自身で気付き、リンクさせる事ができます。
この『金ビーズのそろばん』の中にも他の教具と共通な要素が沢山あり、子どもは抵抗なく新しいお仕事を理解する事ができます。

・針金に通されたビーズの形は、『小さいそろばん』『大きいそろばん』と一緒
・フレームの白、灰色、黒は『大きいそろばん』『試験管のわり算』にも使われている。
・十進法を表す金色、位取りを表す緑、青、赤の色は小さい時から親しんでいる。など
モンテッソーリ教育の活動は、全てが繋がっているという事を改めて、教具を通して感じる事ができるのです。



問題 4542×35
まず、フレームに合わせた紙にかけられる数を書いて、フレームの下に置きます。
かける数は、『チェッカーボード』のお仕事と同じように位取りの所に数字チップを置きます。



初めに一の位からかけていきます。
2×5=10なので、十の位の金ビーズを一つ下ろします。
続いて40×5を計算するのですが、かけ算は4×5=20とすればいいので、百の位のビーズをおろすという事に気をつけて、2つ下ろします。
順番にかけて、4542×5が終わったら右枠の数字チップ5をひっくり返します。



次に4542×30を行うのですが、その時下のフレームに置いた 紙を左側にずらします。
すると一の位の所に0が表れ、子どもは目を輝かせ何かが変わった事を言葉がなくても感じ取る事ができます。

2×3=6 この時2の書いてある列 (十の位)の金ビーズを6個おろします。


最後まで行うと下にあるビーズがお答えとなるのです。


かけ算の教具はいくつかありますが、『金ビーズのそろばん』は、より抽象的にかけ算を行うお仕事で、繰り返し計算する事により、かけ算の暗算の強化に繋がります。


定着する為に何度も行うには、先生役になってお友達に教えるのも楽しい活動です。


立方のくさり(とびの数)

同じ“くさり”を数えるお仕事でも、平方と立方では全く数が違う事が、持った重さや伸ばした長さで感覚的に知る事ができます。
前回10項式の活動で完成させた『宝石の塔』はピンクタワーと同じ形。勘の良い小学生は、この時、ピンクタワーの数値化で数えた1から10までの立方体の数をイメージしていました。
本当に同じ数になるのか…。実際に目で見て、触って数えて確かめます。



棚から持ってきた長い鎖をゆっくりと折り畳んで正方形を作っていきます。
(水色の長い鎖は5³の鎖)



ビーズの棚から長い鎖と同じ色の平方のビーズを全て持ってきて、折り畳んで出来た正方形の鎖と同じように置き、同一である事を確認してから 積み重ねて立方体を作ります。ビーズの棚にある立方のビーズを持ってきて、平方のビーズを重ねて出来た立方体の横に置きます。



折り畳んだビーズをゆっくり伸ばし、数えます。グループ活動に喜ぶ小学生、数える係と数字カードを置く係に役割分担し協力して数えていました。

水色の長い鎖は、5×5×5。5、10、15、20と5とびで数を数えて数字カードを置いていくのですが、ここで活躍するのが九九‼︎

幼稚園児は、数を数える事こそが喜びの時期ですが、小学生になると いかに効率よくスピーディーに数えるかという事に頭を働かせます。自然と「九九覚えていて良かったー」と言う二人でした。

でも九九って81までしかないけどどうするのかしら?と思った矢先、またまた想像できる小学生、5とびの法則に気づいて、詰まる事なく125まであっという間に数えてしまいました。



5×5×5=5³=125




プロフィール

YOKO

Author:YOKO
幼稚園教諭、保育士
AMI認定 国際モンテッソーリ教師(3〜6歳)ディプロマ取得
モンテッソーリメソッドを通して、子どもの成長を見守り、お手伝いする仕事を続けています。娘の子育てを通して親として発見する事も数多く…。日本では、数少ないモンテッソーリ小学生コース(聖アンナ子どもの家)に娘が通いはじめた事を機に感じた事を綴ってみる事にしました。
プンチ ラマイとは私がモンテッソーリ教育に出会った地スリランカの言葉(シンハラ語)で小さな子どもという意味です。

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